S-Complex
敷地は東京都大田区の南部に位置している。 敷地には、老朽化した木造アパート及び4階建ての住宅があり、その建替をいかに行いうかというところからこのプロジェクトが始まった。 敷地は角地ではあるが建築基準法の角地緩和の適用にならない土地(角が120度以上)である。 また、事業収支から見ると出来るだけ住戸戸数を多く取ることが望まれていた。さらに、日影規制や斜線制限が厳しい中、目一杯のボリュームを取り、オーナー世帯2戸と賃貸住宅7戸をゾーニングした。 外壁はウレタン塗装(白/黒)及びコンクリート打放とし、全体的にモノトーンで仕上、飽きの来ないデザインとしている。 また、外壁の一部にはリブを設け、単調になりやすい外観に変化を与えている。 足かけ四年、金融機関の融資付また事業収支計画を綿密に行った計画である。
計画概要 | |
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建築面積 | 111.52㎡(33.73坪) |
延床面積 | 419.625㎡(126.94坪)/352.58㎡ |
建蔽率/容積率 | 59.92%/189.44% |
構造規模 | RCW造・5階建 |
最高高さ | 14.01m |
敷地概要 | |
所在地 | 東京都大田区 |
敷地面積 | 186.12㎡(56.30坪) |
用途地域 | 準工業地域 |
法定建蔽率/容積率 | 60%/200% |
防火地域 | 準防火地域 |
設計期間 | 1999.02 - 2002.06 |
工事期間 | 2002.09 - 2003.05 |
用途 | 集合住宅(賃貸住宅) + オーナー住宅 |